前回、Sony対応のASCOMドライバを導入してみましたが、天気予報は向こう2週間雨や曇りだったので、放置する予定でした。しかし、一瞬晴れ間がみえたので、あわててベランダに望遠鏡とα6400を持ち出してテストをしてみました。(我ながら病的、、、。)
どうせ失敗すると思っていたのですが、なんとうまくいってしまいました。
今回試せたことは、、、。
・APT(Astro Photography Tool)
ライブビュー表示→撮影→プレートソルビング(point craft)による位置解析→目標の天体の導入
↑Center FOV at Positionに目標の天体を入力し、GoTo++するとsynscan経由で導入が完了しました。
・Sharapcap3.2
APTで目的の天体を導入した後に
撮影→ライブスタックによる電視観望(M27)→スタックした画像の保存
(スクリーンショットを撮り忘れました、、、。)
試していませんが、多分、sharpcap単体でもプレートソルビングが可能と思います。
この流れで、電視観望をすることができました。
上のM27の画像は、SS 15秒 ISO6400 の画像を18枚ほどスタックした画像になります。
77edⅱ(510mm f6.6)にクローズアップレンズno3を装着して、apscのα6400を組み合わせていますので約500mm f4.7程度の画像になります。この焦点距離だとM27はとっても小さくなってしまいます。
また、望遠鏡が重く、az-gtiが悲鳴をあげだのか15秒では星が流れてしまいました。SSを短くするためにもっとISOをあげる必要があるかもしれません。
さらに普段利用しているアメリカンサイズの光害カットフィルター(QBP)は、物理的につけられないので、背景が真っ白になってしまい画像処理が大変でしたが、sharpcapで調整すると綺麗になりました。何はともあれ映っただけでも満足です。
これで、アンドロメダ銀河を撮影する目途が立ちました。
下の画像は、同じ望遠鏡(Borg 77edii)とASI385で電視観望したM27です。
換算2500mmなので、画素は少なくてもやはり迫力があります。
二つのカメラを使い分けながらしばらく遊んでみようと思います。