天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

Sony α6400であれい星雲(M27)を電視観望できた!

f:id:hosiryman:20210615001406j:plain

前回Sony対応のASCOMドライバを導入してみましたが、天気予報は向こう2週間雨や曇りだったので、放置する予定でした。しかし、一瞬晴れ間がみえたので、あわててベランダに望遠鏡とα6400を持ち出してテストをしてみました。(我ながら病的、、、。)

どうせ失敗すると思っていたのですが、なんとうまくいってしまいました。

今回試せたことは、、、。

 

・APT(Astro Photography Tool)

 ライブビュー表示→撮影→プレートソルビング(point craft)による位置解析→目標の天体の導入

f:id:hosiryman:20210615001704p:plain

↑Center FOV at Positionに目標の天体を入力し、GoTo++するとsynscan経由で導入が完了しました。

 

・Sharapcap3.2

 APTで目的の天体を導入した後に  

  撮影→ライブスタックによる電視観望(M27)→スタックした画像の保存

 (スクリーンショットを撮り忘れました、、、。)

試していませんが、多分、sharpcap単体でもプレートソルビングが可能と思います。

 

この流れで、電視観望をすることができました。

 

上のM27の画像は、SS 15秒 ISO6400 の画像を18枚ほどスタックした画像になります。

77edⅱ(510mm f6.6)にクローズアップレンズno3を装着して、apscのα6400を組み合わせていますので約500mm f4.7程度の画像になります。この焦点距離だとM27はとっても小さくなってしまいます。

また、望遠鏡が重く、az-gtiが悲鳴をあげだのか15秒では星が流れてしまいました。SSを短くするためにもっとISOをあげる必要があるかもしれません。

さらに普段利用しているアメリカンサイズの光害カットフィルター(QBP)は、物理的につけられないので、背景が真っ白になってしまい画像処理が大変でしたが、sharpcapで調整すると綺麗になりました。何はともあれ映っただけでも満足です。
これで、アンドロメダ銀河を撮影する目途が立ちました。

 

下の画像は、同じ望遠鏡(Borg 77edii)とASI385で電視観望したM27です。

換算2500mmなので、画素は少なくてもやはり迫力があります。

二つのカメラを使い分けながらしばらく遊んでみようと思います。

f:id:hosiryman:20210614233013p:plain