夏・秋に向けて夜空に広がる天体を撮影するためには、今の望遠鏡とカメラでは画角が狭すぎなので、中古で気軽に買えるフルサイズ機EOS6Dに手を出してしまいました。実は昔所有していたのですが、子供が動き回るようになってからAFが不満で手放していたのでした。当時は、天体写真を撮るなんて思ってなかったので仕方ないのです。
奇しくもキヤノンからEOS R7 R10と最新カメラが発表された日にEOS6D君は我が家に届きました。時代に逆行していますが、シャッター回数も比較的少ない機体なので天体改造して末長く使おうと思います。
ということで、改造に出す前に試し撮りしてみました。毎日、雲が多いので金曜日の夜の晴れ間に1時間だけ撮影しました。
フルサイズということで画角も広くなり、定番のM8、M20、猫の手星雲あたりを狙ってみました。
カメラ EOS6D(非改造)
フィルター サイロトンCometBPフィルター
望遠鏡 borg77edⅱ+borgマルチフラットナー7108+トリミング 600mm程度
架台 ケンコー se2-j赤道儀
PHD2+N.I.N.Aでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 150秒(iso3200)×30枚
撮影場所 名古屋市の外れの自宅
PixInsightでコンポジット DBE PCC 等 → noise x terminator→Photoshop
M8 M20は、1時間の露光で簡単に写るのですが猫の手星雲は、まだまだだなあという感じです。カメラを天体改造するともっと写るのでしょうか?
改造には、2週間以上かかりそうですが、どうせ梅雨なので気長に待ちたいと思います。