天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

天気が悪いので昨年撮影した没画像を編集してみる

今月の新月期は天気がダメそうなので遠征にはいけなそうです。
なんとなく、昨年の11月に遠征したけど没にした画像を編集してみました。
なぜ没にしたのとかいうと、露光時間が長すぎて、M42の中心部が完全に白飛びしてしまったからですね。

F2.0カメラレンズをF2.4と半段絞りで3分露光で撮影したのですが、完全に白飛びしてしまいました。もっと短い露光で撮影して、HDR処理をすればよかったのですが、自宅についてから気づき後のまつり、、、。

M42 and IC2118

望遠鏡等  samyang 135mm f2.0 ED UMC @f2.4
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし
架台 ケンコー SE2-J赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 180秒(gain100)×90枚 
撮影地 豊田市
画像処理 Pixinsight= SPFC MGC SPCC BXTの後 → Photoshopで色調整

 

PixiinxightのHDRMTでも救済できず、M42の中心部は壮大に白飛びしております。  
今年の冬に撮り直すかな、ほかの対象に浮気してしまうか悩ましいのでした。

新天地に遠征して念願のカラフルタウンを撮影

3月4月の新月期は薄曇りが続き、異動になってしまい仕事もドタバタしていて撮影ができませんした。5月もだめかなあととおもったら、星景写真で天の川をとりたいという同僚から長野県の平谷村にいきませんかと言われたので「晴れたらね」と約束していたのでした。

5月16日の土曜日に遠征を予定したのですが、前日まで天気予報が微妙だったので、またダメかあとあきらめていただのですが、当日になって好転したので急遽遠征しました。

撮影地が標高1,500mの地点にあるためか、22時半くらいから東の空にあるさそり座のアンタレス付近がある程度の高度にあることが確認できたので、あわてて機材をセッティングし撮影しました。

ic4606

望遠鏡等  samyang 135mm f2.0 ED UMC @f2.4
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし
架台 ケンコー SE2-J赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 120秒(gain100)×120枚 
撮影地 長野県平谷村展望台
編集 Pixinsight= SPFC MGC BXTの後 → Photoshopで色調整

星景写真を撮影する方、家族連れで星を見る方、色んな方が来ていて車ので出入りが激しく、ヘッドライトの光が少し心配でしたが問題なく撮影できました。

編集がとても悩みました。1週間くらい編集しまくりどんなカラフルタウンがいいか悩んでしまい若干ストレスに、、、。これ色あってるのかなあとか、、、。結局、webでいろんなカラフルタウンを拝見して、オーソドックスな感じしてみました。どんなもんでしょうか。

日付が変わるくらいに到着した同僚とお話をして午後4時半頃に撤収しました。
自宅から約2時間かかる場所なのですが、機会があればまた訪れてみようとおもいました。

3.21億光年先のかみのけ座銀河団

2月13日(金)は、数少ない快晴でしたので、仕事が終わるや否や遠征にでようと目論んでいました。が、結局、仕事が片付かず、撮影地に到着したのは22時ごろになってしまったのでした。

この時間帯だと条件の良い東の空は、銀河くらいしか目ぼしい対象がないので、久しぶりに遠征地でR200SSの光軸を調整して撮影を開始しました。数年前にマルカリアンの鎖は撮影したので、今回は別の銀河団を撮影してみようと思い「かみのけ座銀河団」を狙ってみることにしました。

光軸調整から撮影までに40分くらいかかってしまったので、撮影開始は23時ごろとなり、朝5時までひたすら寒さに耐えながら、漫画を読んだり寝たり。宇宙の壮大さを感じる対象を撮影しているのに、やっていることは俗っぽい私。ハマーン様に叱られそう、、、。

望遠鏡等  R200SS+コレクターPH(760mm)70パーセント程度にトリミング
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし
架台 ケンコー SE2-J赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 180秒(gain100)×95枚 
撮影地 豊田市

帰宅してPixinsightで編集してみますと、銀河がうじゃうじゃ写ってました。
中心部の2つの大きな銀河NGC 4889とNGC4874の周りに沢山の小さな銀河が集まっている様子がよくわかります。写真的には、小さな銀河がたくさん写ってるだけで地味ですが、宇宙の壮大さがわかるっていう意味ではマルカリアンの鎖を超えてるなあと勝手に思いました。 

 

アノテートしてみると、中心に近づくにつれて銀河の密度が高くなっているようです。
いずれ全部合体しちゃうんでしょうか、、、。

しかし、手持ちのR200SS+コレクターPHでは、春の銀河には焦点距離がものたりません。R200SS+エクステンダーPH体制を構築するか、もっと焦点距離の長い望遠鏡が欲しいなあと思いつつ沼を感じました。

いまさら11月遠征の結果

昨年11月は豊田に2回プチ遠征に出かけました。
第1夜は、夏に購入したサムヤン135mm f2 の遠征ファーストライトということで、大好きなM45からNGC1333にかけての分子雲を撮影しました。
自分的にいい感じに撮れたので大師匠と相談して、初めて天文ガイドのビギナー部に投稿してみたのですが、見事に落選。そんなに甘くはないかと反省し、もっと腕を上げようとおもったのでした。

Image081

望遠鏡等  samyang 135mm f2.0 ED UMC @f2.4
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし
架台 ケンコー SE2-J赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 180秒(gain100)×100枚 
撮影地 豊田市

かっこよく撮れたなあとおもったのですが、M45とNGC1333が画面端すぎる気もしますし、そもそも写真プリンタを持ってないので、カメラのキタムラのプリントサービスで思った通りの色も出せず、敗因はいろいろありますね。
単純にM45を中心にドーンとおいて、分子雲を撮影すればよかったのでしょうか。

それはともかく、5時間程度の露光時間でここまで分子雲が映るのは、コスパ最高の明るいレンズの面目躍如だなあとおもったのでした。

第2夜は、魔女の横顔とM42を同じような構図で撮影したのですが、それはまた今度。

NGC4565とマルカリアンの鎖

1月17日クリスマスツリー星団周辺を午前0時まで撮影した後、引き続き春の銀河にターゲットを切り替えました。
とりあず一番お気に入りとなったNGC4565から。(2倍程度にトリミングしてます。)

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望遠鏡等  R200SS+コレクターPH → トリミング
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし(カメラのカバーガラスのIR/UVカットのみ)
架台 ケンコー se2-j赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 40秒(gain0)×300枚 
撮影地 名古屋市外れの自宅の庭

処理の流れとしては、PixinsightでWBPP(Drizzle×2)の後

BXT(correc otnly)→SPFC→Graxpert→GC→SPCC→STX→NXT→PixelMathで星戻し→GHS)→ステライメージ9でセルフフラット補正

ノーフィルターなのでものすごい光害カブリが出るのですが春の銀河の領域はPixinsightのMGCが対応していません。そのため、カブリ除去は、DBE、ABE、GC、Graxpertなどで処理(場合によってはこ異なる処理を重ねがけ)して、一番結果が良いものを採用しています。自宅の庭でこんだけ映れば満足としか言いようがありません。
こういった、銀河と背景の境界が明確な対象は、カブリが取り除けなくても、最終的にセルフフラット補正でなんとかなるなあというイメージ。

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春の銀河お約束のアノテーション。こちらはトリミングしてません。

次にマルカリアンの鎖。こちらは、NGC4565よりだいぶぼんやりしてるのですが、なんとか映った感じです。(ちょっと構図がずれているのはご愛嬌)

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望遠鏡等  R200SS+コレクターPH → トリミング
カメラ ASI2600MC pro
フィルター  なし(カメラのカバーガラスのIR/UVカットのみ)
架台 ケンコー se2-j赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 40秒(gain0)×300枚 
撮影地 名古屋市外れの自宅の庭

処理の流れは、NGC4565と同じなのですが、最後のセルフフラット補正で、M86の淡ーい周辺部がカブリと一緒に消えてしまい少し不自然な感じになっています。今後、MGCがこの領域に対応すればもっと自然な感じで補正できると思うのですが、なかなか対応しないですね。

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最後にアノテーション。たくさんの銀河が確認できます。
なんにしてもノーフィルターでこんだけ映ってくれれば夢も広がります。40秒露光なのでガイドエラーも気にならず歩留まりも良いです。
MGCがアップデートされれば、分子雲とかの淡い領域以外は、遠征しなくても自宅で撮影できてしまうのでしょうか、、、。

クリスマスツリー星団周辺

1月17日、18日の土日は新月付近なのですが、家庭の事情で遠征にはいけず、仕方なく庭先で撮影することにしました。

先月、バラ星雲、ハート星雲、ボーデの銀河など明るい対象を狙ってきましたが、それよりも若干淡いクリスマスツリー星団周辺を撮影してみました。

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望遠鏡等  R200SS+コレクターPH

カメラ ASI2600MC pro

フィルター  なし(カメラのカバーガラスのIR/UVカットのみ)

架台 ケンコー se2-j赤道儀

ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング

ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385

露出 40秒(gain0)×300枚 

撮影地 名古屋市外れの自宅の庭



夜7時半過ぎから0時ごろまで春の銀河が顔を出すまで撮影しました。

普段のデュアルナローバンド撮影よりも赤い星雲部分は明らかに控えめなのですが、青い反射星雲部分が綺麗ですし、なんといいますか自然な感じがします。

 

PixinsightでWBPP後、

BXT(correc otnly)→SPFC→MGC→SPCC→STX→NXT→PixelMathで星戻し→GHS)

と処理しましした、

やはりMGCの効果は絶大でして、周辺部に少し被りが残りましたが、被りを取り除いた後に強調していくと、いつも遠征している山奥で撮影している写真に近い仕上がりになりました。

MGCがなしですと私の腕前ではカブリが綺麗に撮れず、光害も一緒に強調してしまいますので、こうはいきません。

 

今回の新月は、他にも光害カットフィルターなしで、①三つ子銀河、②NGC4565、③M78、④マルカリアンチェーンを撮影してみたのですが、①②は撮影成功 ③④は現時点では自宅では厳しいってことがわかりました。(あくまでも私基準ですが、、、。)


順次リザルトをアップしていこうと思います。

 

 

 

 

元旦はずっと春の銀河祭りの準備

あけましておめでとうございます。

12月27日に引き続き、光害地の自宅から28日から29日までノーフィルターで撮影を続け、大晦日から元旦にかけては、画像を編集しながら過ごしました。

28・29日は、

○月没のあとに系外銀河の撮影がてきるか。 →  M96・M97・M105を撮影

○月齢9.1でもノーフィルターで撮影できるのか → C1805とM78を撮影

という2点を確認してみました。

 

それぞれ40秒(gain0)のサブフレームを300枚(合計約3時間半程度)をPixinsighのWBPPでスタックしました。

 

★リザルト1 

月没のあとに系外銀河の撮影がてきるか。 →  M96・M97・M105を撮影→成功!!


相変わらず名古屋の市街地からの光害カブリが酷いのですが、春の銀河団領域は、現時点では、MGCの対象外の領域となっています。ということで、PixinsightのDBEで光害取り除き、微細なカブリは、ステライメージ9のセルフフラット補正で取り除きました。

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全体のアノテート付き画像

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M96のトリミング

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M97のトリミング

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右からM105•NGC3384•NGC3389

そもそも構図がビミョーなので作品というよりは、銀河がいっぱい映ったバンザイ!という感じのリザルトです。この調子だとマルカリアンチェーンも撮影できそうです。

 

★リザルト2

○月齢9.1でもノーフィルターで撮影できるのか → C1805とM78を撮影→▲

IC1805は、楽勝で撮影することができました。スタック枚数も他と比べて175枚と少なく、露光時間も40秒×175枚=2時間弱と短かったのですが、普通に中心部まで映ってます。

一方、M78は中心部の反射星雲はしっかりと確認できるのですが、周囲の分子雲は、厳しい感じでした。IC1805と比べて月と近い場所にあったことも一因だと思います。しかし、分子雲の存在は確認できるので、新月の日に改めて撮影したいと思います。

ということで、まだまだテストは続くのでした。けど本当は遠征にいきたい!