R200SS以外に口径の小さい望遠鏡が欲しいなあと、色々な人に話しておりましたら、
SD60SS鏡筒を師匠からお借りすることになりました。
お借りすることが決定してから非常に迅速に郵送いただいたので、それに応えるべく、月齢18.3という悪条件の中で撮影を庭で決行しました。
望遠鏡等 SD60SS+専用レデューサー(288mm F4.8)
カメラ ASI2600MC
フィルター Optolong L-Ultimate
架台 ケンコー se2-j赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 600秒(gain100)×17枚
撮影地 名古屋市の外れの自宅
Pixinsightで編集 → BXT → 擬似SHO 処理
露出時間が短いのでザラザラしていますが、取り付けたEAF問題なく作動し、鏡筒がR200SSより小ぶりなせいか、オートガイドも安定していました。
以下、今後の課題とわかったことの備忘録です。
○星像
BXTで処理すると星像は綺麗になるのですが、処理前の一枚撮りの星像は、以下の通りでした。右側は問題ないんですが、左側の星だけ放射状になっています。望遠鏡が悪いのではなく、カメラのスケアリングとか取り付けが悪かったんだと思います。逆に右側の星像は結構いい感じです。今後、調整していきます。
星の大きさはL-Ultimate装着しているのでかなり小さくなっていますが、フィルターなしだとどうなるのかは不明です。
こんな状況でもBXTをかけると綺麗に修正されてしまうのですが、それはそれとして改善したいところです。
○EAFの取り付け
EAF付属の部品で問題なく取り付けることができました。過去に購入を検討していたBORGの接眼部に似てるなあと思い、↓の動画を参考にさせていただいたらドンピシャでした。
○デザイン
黒と赤ベースのデザインが、ZWOのカメラやSVBONYのガイドスコープとマッチしていて矢鱈かっこいいのです。
○一緒にお借りしたもの
カメラ回転装置、専用レデューサー、フラットナーもお借りしてたのですが、それはまた、おいおい、、。
ビクセンさんのキャッチコピーどおり、眠れない夜が続きそうです。