天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

持ち主の帰宅前に望遠鏡が撮影を開始するようになった2024年初撮り

色々と大変な年明けでしたが、粛々と撮影を続けていました。
昨年末にEAFを導入し、特に問題なく動作しているので、出勤前に望遠鏡を設置し、ASIAIRのPLAN機能で、午後6時半から撮影を開始するよう設定し、自動で馬頭星雲と燃える木周辺を導入→ EAFでピント合わせ→撮影してみました。
5夜にわたり撮影しましたが、ベランダの視界から対象が、1時間半程度で消えてしまうので、総露光時間は7時間半弱になりました。

 

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望遠鏡等  R200SS+コレクターPH(760mm f3.8)
カメラ asi2600mc pro
フィルター  Optolong L-Ultimate  サイトロンCometBPフィルター
架台 ケンコー se2-j赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 300秒(gain100)×89枚(L-ultimate15枚 CBP74枚)
撮影地 名古屋市の外れの自宅


今回、自動撮影してみて気づいたことが3点ありました。

○EAFがついていても、撮影開始時時にピントがある程度合っていないと、対象の導入の際に platesolveができなくて撮影が止まってしまいます。ASIAIRは、設定上、導入後しかEAFでピントを合わせてくれません。そのため、日を跨いで撮影する時は、日毎の撮影終了時にEAFのピント位置を0位置に戻す設定はOFFにした方が良いようです。

 

○撮影期間中に、光軸調整などのためにカメラを取り外し、再度、装着した際にカメラが回転してしまい、角度がずれてたことで輝星の光条が割れてしまいました。上記の写真は、これが原因で光条が8本発生しています。

 

○出勤前に望遠鏡を設置する際に、冷却カメラの冷却機能をオフにしておいても、撮影開始時にオンにするに設定しておけば、勝手に冷却機能がオンになる。(出勤中の昼間に冷却機能をオンにしておくと、カメラの寿命が短くなってしまいそうなので、切っておきたい。)

基本的なことなのですが、個人的にナルホドと思ったので、2024年初の備忘録です。
春はベランダからの撮影が厳しくなるので、どうなることやら。