金曜日に振替休日をとることになったので、天気予報もいい感じの木曜日の夜に豊田市のいつもの場所に突撃してきました。事前に何を撮影するか大師匠に相談したところ「B72」を撮影してみては?とアドバイスをいただきました。聞いたことない天体なのでなんのこっちゃと思いググると暗黒星雲をチョイスした「Barnard」カタログの72番の天体ということが判明し、暗黒星雲という厨二病感のある名称が大好きな私は、速攻で飛びついたのでした。
望遠鏡等 R200SS+コレクターPH(760mm f3.8)
カメラ asi2600mc pro
フィルター なし
架台 ケンコー se2-j赤道儀
PHD2+N.I.N.Aでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 180秒(gain100)×48枚
撮影地 豊田市
予報はピーカンの快晴だったのですが、直前に雲ありに変わってしまい、午前1時までは月明かりと雲に悩まされる撮影なりました。
現地に9時半ごろに到着し、機材のセッティングを済ませ、午後11時ごろにはオメガ星団が、南中するのでサッと撮影したかったのですが、薄雲がかかってしまい断念。存在は確認できたので来月の撮影することにして、そのまま B72にカメラを向け続けました。
春先だったのですが、現地の気温は6度くらい、念のために持って行ったダウンズボンが役立ちました。防寒大事ですね。
帰宅後、pixinsightで、PCC、DBE、BXT、NXTなどをかけたところ、膨大な星の海の中に暗黒星雲のSの字を形作る幻想的な写真になりました。バーナードカタログ素晴らしい!
唯一の心残りは、左下の輝星の光条が割れてしまったことなのですが、ゴールデンウィーク中に対策を練ろうと思います。