仕事が一区切り付き、緊急事態宣言も明け、天候も晴れの日がおおくなってきました。
このタイミングで師匠に遠征のお誘いをいただいたいので、東栄町に遠征に行きました。
午後6時くらいに到着したときは、雲が出ていましたが、すぐに晴れになり、以降、朝まで晴天でした。機材を展開したのですが、1時間程度うまく機材が動作しない状況が続いてしましたが、
・普段と違う観測地なのに機器を制御するアプリ(synscan pro)に現在地の座標、標高を入れ忘れていた。(超重要)
・パソコンの電源をモバイルバッテリーのUSBCポートからとると、パソコンに接続した他のUSB機器の動作が不安定になる。(次回からACアダプタで電源をとる。)
あたりを見直したら、いつもどおり、対象をplatesolvingで導入して電子観望できるようになりました。
カメラ sony a6400
望遠鏡 borg77edⅱ+ケンコークローズアップレンズno3 +ノーフィルター(周辺をトリミング)
架台 AZ-GTI経緯台モード
露出 10秒(iso25600)×54枚をsharpcapでライブスタック photoshopで簡易編集
空を見上げれば、満点の星という状況でしたので期待はしてましたが、やはり自宅とは全然違いますね。自宅だと20分くらい露光し続けるとやっと見えてくるm45の分子雲も1分もしないうちにはっきり見えました。すごいです。自宅で電子観望する気がなくなってしまいそうになります。
カメラを外して、20 倍程度で眼視してみたのですが、分子雲もはっきり見えました。自宅でみても十分見応えがあるのですが、分子雲はまったく見えません。その後、9mmの広視界アイピースをお借りして覗かしてもらいましたが、さらにはっきり見えるようになりました。これは、感動しました。
つづく