天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

sharpcapで極軸合わせ

赤道儀を購入してからベランダで撮影をしていましたが、祝日で天気も良かったので庭に機材を展開してみました。庭からはぎりぎり北極星が見えるので、試して見たかったsharpcapの極軸調整機能をつかってみました。色々な方がブログなどで紹介されていますが、思ったより簡単、かつ、正確なので遠征先などでも使えそうです。


私の場合、ガイド鏡(sv165 焦点距離120mm とガイドに使っているカメラ asi385mc)をつかって調整してみました。

ガイド鏡を望遠鏡ごと大体北極星の方に向けます。赤道儀の電源は切り、手動で向けました。(公式サイトによると極軸調整に使う鏡筒(わたしの場合はガイド鏡)と望遠鏡の向きはずれていても良いようです。sv165は、望遠鏡との向きを合わせる機能はないのでこれはありがたいです。)

ガイド鏡・カメラをphd2ではなくsharpcapに接続して、[ツール]から[極軸合わせ]を立ち上げます。カメラの露光時間を設定して、できるだけ星が写るように調整します。すると北極星周辺の星をsharpcapが自動的に認識します。

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↑星がたくさん写ると[NEXT]ボタンを押してから赤経方向に赤道儀を回転するよう促されるので、[NEXT]ボタンを押してから90度回転させます。私は、手動で目分量で回しました。

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↑するとまた、sharpcapが自動で星を認識し、[NEXT]ボタンを押してから極軸調整をするように促されるので、[NEXT]ボタンを押します。

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↑すると、赤道儀赤緯赤経を調整して、所定の星(黄色い四角い枠の中にある星)をターゲット(黄色い丸の中)にいれるようにうながされるので、極軸調整の用のボルトやツマミを手動で回します。

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↑ターゲットの中に星が近づくと[Good]、完全に入ると[Excellent]と表示されるので、極軸調整終了です。最後の追い込みは、ボルトやツマミを少し回すだけで大きくずれるので慣れがいるかもしれません。

私の場合は、ガイド鏡で調整しているので、調整が終わったらsharpcapからガイドカメラを施切断し、PHD2につないで終了です。いちいち機材を入れ替えたり、追加しなくても良いので、とっても楽です。

すでに紹介されている方と全く同じですが、あまりにも簡単で感動したので、ブログに書いてしまいました。ただ、我が家の場合、北極星は、庭でも端っこの方しか見えません。家を建てる時に北極星が見える屋上を作るべきでした、、、。無念。