天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

撮影ソフト「N.I.N.A」だとSONYカメラのRAWファイルをちゃんとプレビューできました

これまでSharpcapをメインに電子観望や撮影をしていましたが、評判の良い「N.I.N.A」を使ってみました。どうせSONYのカメラは画像表示をすると色がおかしくなったりするんだろうなあと半ば諦めて試したみたのですが、、、。

f:id:hosiryman:20211212235836j:plain

↑実際撮影してみるとSONY一眼レフカメラ(私の場合はa6400)から転送されてくるRAWファイル(拡張子ARW)をちゃんと読み込んで、さらに自動でレベル調整して表示してくれました。(上の写真は少し色が変ですが、これは光害カットフィルターと光害カブリのせいだと思います。)
a6400と「N.I.N.A」の接続には以前から利用している非公式ドライバHome · dougforpres/ASCOMSonyCameraDriver Wiki · GitHub(ご利用は自己責任で!)を利用しているのですが、、、。理由はわかりませんが、驚きです。私の環境だけでしょうか?

フリーソフトなのですが、本当に多機能でシーケンスという機能を利用すると

・指定した日時に撮影した天体を自動導入(プレートソルブして、中心に導入)
・オートガイド開始(PHD2との連携。PHD2を立ち上げ、機器を接続しておけば
 キャリブーレーションもしてくれる。)
・あらかじめ指定した回数・露光時間・ISOで撮影してくれる。

とうことで、寝る前にカメラ、赤道儀(極軸・アライメント等もすませてSynscan Proも立ち上げておく。)、ガイドカメラを接続し、PHD2を立ち上げておくと撮影が終了してしまいます。朝起きたらフラットフレームだけ撮影すればあとは、編集だけですね、、、。ダークフレームの撮影も必要ですから、そこは自前でやらないといけませんが、冷却カメラとかもっていればあらかじめ撮影したダークフレームを使えば楽だなあと思いました。

 正直、写真を撮っているという感じがしないので若干抵抗はありますが、、、。ちょこちょこ利用してみようと思いました。

f:id:hosiryman:20211213002425j:plain

 ちなみに撮影対象が子午線を超えた場合に、赤道儀を反転して再撮影するという機能があるのですが、これを利用してみたら望遠鏡が三脚に激突しました(汗)

 私みたいな初心者は、激突しないように反転してくれるのかなとおもったらそうではないようです。(設定が悪いのかもしれませんが、、、。)幸い機材に異常はなさそうですが、繰り返さないように気をつけねば、、、。


 とオチがつきましたが、本当に使いやすいソフトなのでしばらくこのソフトがメインになりそうです。ライブスタックができれば120点ですね。

※このブログとは全然関係ないのですが、この記事を書いている最中にずっと応援していたレッドブルHONDAのフェルスタッペン選手が、F1でワールドチャンピオンになりました。本当によかった。モータースポーツも仕事も天体観測も失敗をしても諦めないでチャレンジすることが大事ですね。本当に素晴らしいシーズンでした。私としては、家庭と仕事と天体観測の両立が当面のチャレンジですね。