天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

星像のテストは続くよどこまでも

月齢的にはいまいちなのですが、このところ天気がいいので、家族が寝てからR200SSの星像をチェックしています。カメラのスケアリングの調整以外、やれると思うことは、いろいろやってみたのですが、なかなか満足できません。
いや、こだわらなければいいんです。けど、憧れだったR200SSなので、性能を出し切りたいんですね。
とはいえ、チェックばかりしていてもつまらないので、バラ星雲を撮影して、中心部を拡大して星像をチェックしてみました。

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望遠鏡等  R200SS コマコレクターPH
カメラ asi2600mc pro
フィルター IDAS NB1フィルター
架台 ケンコー se2-j赤道儀
PHD2+N.I.N.Aでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 120秒(gain100)×26枚
pixinsight で編集後、Lightroomで画総数アップ → トリミング
撮影場所 名古屋市外れの自宅のベランダ


星像は、日に日によくなってきているのですが、オートガイドの調子が悪く、星が流れてしまいました。後からチェックしてみると赤道儀の極軸が、1度程ずれていました。
最近、ベランダに赤道儀を出しっぱなしで、極軸合わせをさぼっていたのが、ダメでした。無念。一方で星雲の映りは、これまでのバラ星雲と別次元!!やっぱ大口径の反射望遠鏡は素晴らしい。

さて、星像の改善作業ですが、ESオートコリメーターを利用した光軸調整に加え、主鏡圧迫のチェックをしました。

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星像の改善のため主鏡を固定している6つのイモネジを2mmの六角棒レンチで緩めて、締めなおしました。締めるときは、抵抗を感じたらすぐ止める感じ。少し時間をおいてから、主鏡をセルごと優しく揺らして、主鏡がカタカタと音をたてないかチェックしました。主鏡を傷つけないようにとても神経を使いました、、、。


また、ASI2600mcのフランジバックが、本来の44mmから1mm短いという情報が多かったのでシムリングを挟み込んだりしました。

あとは、カメラのスケアリング、接眼部のがたつきですね。
↓ASTAPのImage inspectionでチェックするとそんなにはずれていないのですが、レーザーコリメーターでスケアリングをチェックする準備を進めています。

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そんなかんなで、まだまだ夜更かしは続くのでした。
覚悟のある人以外、反射望遠鏡買うなということを子々孫々まで伝承したくなりますが、まあ、それが楽しいわけで、、、、。沼にハマっています。