天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

R200SSの光軸調整と改良作業

改良後ファーストライト!あれ?構図が微妙、、、。

カメラ EOS6D(HKIR改造)
フィルター IDAS NB1フィルター
望遠鏡等 R200SS+コマコレPH
架台 ケンコー se2-j赤道儀
PHD2+N.I.N.Aでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 120秒(iso1250)×29枚
場所名古屋市外れの自宅のベランダ。BlurXTerminatorを試用してみました!

R200SSでとりあえずM42(オリオン大星雲)を撮影してから、いろいろなオーナーさんのブログやTwitterを拝見して手を加えるべきか1週間くらい悩んでいましたが、結局、以下の改良作業を行いました。

1 改良作業に伴う分解後の光軸調整の練習
①斜鏡のオフセットにマークを打つ。
②主鏡の中心にオートコリーメーターを利用するためのシールを貼り付ける。

2 機材の改良
①斜鏡の抑えのネジを超低頭ネジ(M3 6mm)に換装(光条5本問題の解消)
②主鏡マスクの作成と取付(光芒の改善)
③主鏡の押さえネジを緩めて、主鏡圧迫をなくす(おにぎり星像の改善)

1の段階で分解することになるので、光軸調整がうまくできなかったらそれで終わり!
分解中に鏡を傷つけたら終わり!

すごーく神経を使いましたが、なんとかやり切りました。それぞれの詳細は、今後、個別にブログに掲載していこうと思います。

購入したばかりだし、高価な買い物なので万が一壊したらどうしよう、光軸調整に失敗したらどうしようと悩みまくりましたが、子供を寝かしてから夜中に作業を少しずつ進めました。

作業にあたっては、大師匠に光軸調整器具をお借りするとともに、アドバイスをいろいろいただきました。毎日ありがとうございます!

しかし、改良にもかかわらず輝星の光条が一部まだ納得いきません。

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上の写真ですと中心のアルタニクと中心から右端の輝星は、光条が4本出ているのですが、中心から下の輝星は、光条が5本になっています。中央からの位置で結果が違うということは、望遠鏡内部で唯一中心からみて非対称に配置されている斜鏡の押さえネジが怪しいと思うのですが、超低頭に換装済み。なぜ、、、。大師匠からは、スパイダーマスクをしてみては、とのアドバイスをいただきさらなる改良をすすめないといけないのでした。
フード作成、結露対策もすすめないといけないし、まだまだ、夜なべの作業は続きます。仕事と家庭と望遠鏡のワークライフバランスの維持に努めねば、、、。