6月末は、梅雨なので新月期の撮影はあきらめていましたが、なんか異様に早い梅雨明けとなりました。金曜日に帰宅後、さっさと機材をベランダに展開して撮影を開始しました。これが土曜日なら遠征なり、庭に機材を出すのですが、仕事がある日は厳しいっす。ベランダから撮影できる対象は、限られていてM8、M16、M17、M20に限られてしまうので、カメラを改造した後は撮影していないM8周辺を撮影しました。
カメラ EOS6D(HKIR改造)
フィルター サイロトンQuadBPフィルター
望遠鏡 borg77edⅱ+borgマルチフラットナー7108+トリミング 600mm程度
架台 ケンコー se2-j赤道儀
PHD2+N.I.N.Aでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 150秒(iso1600)×33枚(58枚から選別)
撮影場所 名古屋市の外れの自宅
PixInsightでコンポジット ABE PCC 等 → noise x terminator→Lightroom
編集した後にLightroomのスーパー解像度機能で遊んでみました。縦横それぞれ倍、4倍の解像度になります。下の写真は、M8の中心部ですが左がスーパー解像度適用前、右が適用後です。確かにギザギザ感は減少しています。
本当は、Pixinsight でDrrizle等して解像度を上げたいところですが、如何せん、マシンスペックが足りません。パソコンが劇遅になります。できないわけではないのですが、、、
そんなわけで、まあLightroomで楽に解像度が上がったところでM8部分だけ切り抜いて、いい機材で撮影したつもりで等倍で鑑賞してニヤニヤすることにしました!
7月末の新月は、synscan proとNINAのTPPAによる極軸の設定の比較やマルチフラットナーの目盛りによる星像の変化などを確認して、遠征したいものです。