天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

巻きポカで結露対策ができないか考える

名古屋は本当に晴れません。昼間は晴れていても夜曇ったりと天体撮影が全然できません。そんなわけで時間を有効活用するために望遠鏡の結露対策を検討してみました。

Amazonで検索すれば安価なレンズヒーターがいっぱい出てきますが、当然、レンズヒーターの電源が必要なわけでその分、電源供給のケーブルが増えるわけです。
望遠鏡周辺から既にケーブルがいっぱい出ているのでこれ以上増やしたくないですし、バッテリーも追加が必要です。

めんどくさいなあと思い、これまでどおりホッカイロを買ってそれで望遠鏡をあたためようとAmazonを検索していましたら良さげなものを発見しました。

足首に巻くタイプのホッカイロですね。足首周長が34cmの人まで使えるようです。
私の望遠鏡は、口径77mm +αなので巻くことができそうです。
カイロがなかなか売ってない夏場ですが、Amzonで600円くらいで購入できたので望遠鏡に巻き付けてみました。

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黒い布製のホルダーが2個(両足用)付属しているのですが、1個を望遠鏡に巻き付けました。ホルダーには専用のホッカイロを入れる袋がついています。
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ホルダーには、マジックテープがついており、それで巻き付けを固定できますが、少し不安だったので落下防止のためにホームセンターでマジックテープを買って望遠鏡に貼り付けました。これでしっかり固定できました。

真冬以外はこれでいけるんじゃないかなと思います。真冬はもうひとつのホルダーをさらに上から巻き付けて、ホッカイロをダブルにするとかいろいろやってみようと思います。

ちなみに購入したのは足首用の巻きポカなのですが、手首用も販売されており、そちらはガイド鏡の結露対策にちょうど良さそうです。

使ってみて結果を確認しようと思い、雲も多いのですが、雨上がりで湿気の多い自宅の庭で適当な天体を撮影してみました。結果、結露はしませんでした。ただ、普段の遠征先は標高が自宅よりもずいぶん高いですし、山の中になるのでどんなもんでしょうか。

ちなみにその時に撮影したソウル星雲ですが、雲の影響で撮影真数が稼げない上、怪しいにじみも出ており、ダメダメでした。しかし、定期的に撮影しないといと本番で手順を忘れてしまうので、訓練ということで納得することにしました。撮影結果も大事ですが、望遠鏡をいじっている時間が楽しい、、、。次の新月期こそ遠征したいですね。