天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

月夜の電子観望とNGC6888

知人の高校生の息子さんが、以前からHSTとかJWSTの撮影した写真が大好き&電子観望に興味があるとのことで、いつでもお見せしますよとお話していました。

夏の星雲がそんなに遅くない時間に観望できる季節になり、かつ、梅雨時に晴れ間がのぞいたので、ほぼ満月なんですけどナローバンドなら大丈夫だろうと、自宅の庭に機材を展開してまったり撮影しつつ、来られたらどうぞと気軽にお誘いしていました。
22時くらいに到着されたので、簡単に見えられるM13、M16,M17、M27、網状星雲あたりを説明しながらお見せしました。(M8は、木が邪魔で視界に入らず、、、。残念。)

電子観望といえば、Sharpcapが定番なのですが、パソコンを出すのが億劫で、ASIAIRPROのLIVEモードでフラット、ダーク、バイアスファイルを設定して、iPadで見てもらいました。ASI2600MCをBIN2にして、30秒露光と少し長めの設定にしたのですが、よく映ってくれていろいろお話できました。

途中からガンプラの話とか、キンプリの話とか脱線しましたが、それもコミで楽しんでもらえたのかな?1時間くらいで帰宅されたので、その後、ベランダからは撮影できないNGC6888まったり撮影しました。

ngc6888-2

望遠鏡等  R200SS+コレクターPH(760mm f3.8)
カメラ asi2600mc pro
フィルター IDASNB1
架台 ケンコー se2-j赤道儀
ASIAIR PROでオートガイド撮影+ディザリング
ガイド鏡•カメラ sv165 zwo asi385
露出 300秒(gain100)×30枚  ※間違えてBIN2で撮影
撮影地 名古屋市外れの自宅。
※Pixinsightで編集。


電子観望の際にカメラをBIN2に設定したのを忘れていて、BIN2で撮影してしましました。ダーク・バイアスファイルは、BIN1で撮影したものだったのですが、Pixinsightで普通に処理できてしまいました。処理した後にBIN2で撮影してたことを気づいたんですけどね。自動で調整してくれたのでしょうか。すごいなあ。

なお、周辺部にところどころ白いカスミのような領域がありますが、国内外の皆様の作例を確認した結果、背景ムラではないようなのでこのままにしました。