天体観測日記

ベランダから電視観望で星空を眺めるようになったばかりのサラリーマンのブログです。 自分の体験談、失敗談を備忘録として記録していきます。基本的に画質は悪いです🙈

クローズアップレンズNo.3 をレデューサーに

Borg 77edⅱは、焦点距離510mm f6.6です。

もう少し明るくできないかと思い、お財布に優しいケンコーのクローズアップレンズをBorgに組み込んでみました。

 

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左から順番に

① 望遠鏡のドローチューブにくっついているBorg M68.8→M57AD【7507】

②ケンコー PRO1D ACクローズアップレンズ No.3 52mm

③Borg 2インチホルダーS【7508】

④Borg M57/60延長筒S【7602】

アイピースホルダー

④ZWO ASI385MC

となります。

 

③は、2インチホルダーLだと少し長すぎな気がしたので、Sにしてミニボーグ50用の④を継ぎ足しました。

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③2インチホルダーS【7508】の先端には、52mmのネジが切ってありこのように対物レンズ側に②PRO1D ACクローズアップレンズ No.3 52mmを組み込むことができます。

 

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②から④をこのように合体して、望遠鏡とドローチューブにつけてある①M68.8→M57AD【7507】にとりつけます。

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完成!skywachterのevostar72ed似てる!

もっとお安く仕上がる組み合わせもあるかもしれませんね。

とりあえず早起きして三烈星雲を見てみました。

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よく見ると周辺部の星がすこーしだけ外側に滲んでいるような気がしますが、ほとんどわからないレベルです。小さいセンサーのカメラなら問題なさそうです。

倍率ですがall sky plate solverで確認したところ焦点距離は、510mmから約350mmとなり約0.7倍でした。asi385はセンサーサイズが小さいので実質1650mm程度になります。

観望した際の条件が異なるのでなんとも言えませんが、レデューサーなしで三烈星雲を見た時よりも色が鮮やかですし、青い星雲部分も少しだけみえている気がします。(とは言っても、まだ全然青くないのですが、、、。ナローバンドのフィルターをつけているので、厳しいです。)

 

↓参考にレデューサーなしで見た時の三烈星雲

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思ったより上手く行きました。

しかし、Borgパーツをたくさん追加したので、出費が、、、。しばらく節約ですね。Borg沼恐るべし、、、。