以前から電視観望ができていなかったM101を梅雨に入る前になんとかみてみたいと思い、子供を寝かしてから庭に出ました。
これまでも何度かqbpやclsフィルターなどをつけて、ライブスタックしていましたが淡くてなかなか見えません。かと言って、露光時間を上げると星が流れてしまいます。
我が家から市街地は南側にあるので、北側の空は比較的暗いです。M83は、南の空にありますのでフィルター必須ですが、天頂付近までのぼるM101ならフィルターなしでも光害の影響は少ないかもしれないと思い、露光時間を短縮するためにqbpやclsフィルターを外し、uv/irカットフィルターのみで観望してみました。
結果としてフィルターを付けていたときより写るようにはなりましたが、短時間露光、画像処理なしの電視観望としては淡すぎていまいちでした。露光時間を延ばそうかとも思いましたが、写野の回転がひどくこれ以上伸ばせませんでした。3スターアライメントをしたのになあ。
もう少しsharpcapを使いこなせれば結果はかわるのでしょうか。とりあえず、iphoneの写真アプリで適当に編集してみると以下のようになりました。うっすらと渦巻きが見えます。
m101( 8秒 × 27スタック gain300 iPhoneの写真アプリで処理。)
ちなみに撮って出しは、以下のとおりです。写野の回転が激しいですね、、、。sharpcapでリアルタイムにあぶり出せるといいのですが、なかなかうまくいきません。
参考までに同じ条件で電視観望したM51は以下のとおりです。こちらはほとんどパソコンからの撮って出しです。M101と比較すると明るいですね。
個人的にフェイスオン銀河がが好きなので、M101やさんかく座銀河M33などを電視観望したいのですが、淡い対象が多いので悩み中です。
観測地、望遠鏡、架台それぞれアップブレードが必要なのかもしれませんが、まずはsharpcapのお勉強ですね。
機材
鏡胴 borg77edii + ケンコークローズアップレンズNO3
フィルター zwo uv/irカットフィルター
架台 az-gti
カメラ zwo asi385
ソフト ASILIVE(Mac版) と iPhoneとMacの写真アプリ