仕事の都合で朝まで電話待機となってしまい、ベランダで明け方にNGC7293らせん星雲とm31アンドロメダ銀河を電視観望してみました。
どちらも秋の天体なのですが、丘の上の我が家からは、午前2時くらいにはもう望遠鏡に導入できる状態でした。
ただ、、空の低い位置にあるため、光害の影響が強くまともに電視観望できたのは、午前3時くらいからでした。
ngc7293 らせん星雲
12秒×48 スタック gain300
写真は、10分程度ライブスタックしたものですが、実際には10枚程度スタックしただけで大まかな姿は、観望することができました。qbpフィルターで、光害がカットできた効果がかなり大きいと思います。
ただ、星雲周辺の淡い部分は確認できませんでした。もっと露光時間を伸ばす必要がありそうです。
m31 アンドロメダ銀河
12秒×132枚 スタック gain300
電視観望で導入すると即座にその存在が分かるのですが、渦巻き状の暗黒帯を炙り出すためには30分ほどの時間がかかりました。
光害が少ない観測地ならもっと早く炙り出せるのでしょうか、、、。
カメラの位置を斜めにして、よくある構図で撮影し直そうとしましたが、天頂に登るにつれてベランダからの視界から外れてしまい断念しました。
両者ともミニボーグ50+クローズアップレンズno3にqbpフィルターを装着し、asi385で撮影しました。f3.5 換算1000mm相当の焦点距離になります。
低空の被写体なので厳しいかなと思いましたが、案外すんなり観望することができました。
機材の進歩は素晴らしいですね。
ちなみに電話は、かかってきませんでした、、、。汗